毎年11月上旬に名古屋で開催される、台湾・台中夜市。
今年は11月28日(金)〜11月30日(日)に開催され、私は11月29日(土)に訪れました。
本場台湾の味を求め、賑わう飲食ブース
当日は快晴。日差しが暖かく、屋外でも快適に過ごせる気温です。
到着した14:00にはすでに賑わっていて、飲食ブースの前にはたくさんの行列がありました。

私のお目当ては、「美麗(メイリー)」の胡椒餅とパイナップルケーキです。
副店長の洸美さんは台中市出身のシンガーソングライターで、以前取材させていただいたご縁があります。

事前情報によると、台湾・台中夜市のために、胡椒餅2000個、パイナップルケーキ1000個を仕込んだとか!←全然想像できない量です。
焼き立て胡椒餅をいただきます。

外はパリッパリ。そして、中はジューシーなお肉がたっぷり。食べ応え十分すぎます。
台湾の代表的なスパイス「八角」の風味がありつつ、コショウでピリッと味をしめています。台湾を感じるお味でした。
パイナップルケーキの写真は撮り忘れてしまったのですが、今まで食べた中で一番美味しかったです!!
パイナップル餡がほぼパイナップルで、甘さの中にほどよい酸味があって、さっぱりめです。1つじゃ物足りない。一人で3つ食べてしまいました。
台湾出身のアーティストが盛り上げるステージにも注目!
お腹を満たしつつ、ステージへ。
「天邑(てんゆう)」さんの歌を聴かせていただきました。
相棒のギター「とんとん」を片手に、弾き語りで観客を引き付けます。
明るく盛り上げながら、どこか切なさもある曲。
美しい影があるのが、天邑さんの魅力だなと感じました。

ちなみに、天邑さんのお母様は台湾の方で、「天邑」は本名だそう。
実は、ステージの後に取材させていただきました。
天邑さんの魅力の詳細は、後日改めてお伝えします!
続いて、台湾・台中夜市の顔とも言える洸美さんのステージ。
テーマソングの「でら讃」の作詞作曲をされた方です。
太陽のように明るい洸美さんは、エネルギッシュに観客を巻き込んでいきます。
最前列では全国から集まった洸美ファンがタオルをブンブン回していました。静岡、東京、北海道から集結したそうですよ……!!

イベントを支えてるのは、日台交流を本気で願う気持ち
食べ物でも、ステージでも、台湾を感じる台湾・台中夜市。
今や来場者8万人とも言われるビッグイベントの始まりは、2020年。
企画から開催までの準備期間が1カ月だったという、第1回目のドタバタ劇はこちらです。

私が感じている台湾・台中夜市のすごさは、関わる人たちの『本気度』です。
・名古屋市
・名古屋市市議会議員
・市民団体(日台交流サロン、日台若手交流会)
の3者が「日台交流」という同じ目的に向かって強力にタッグを組み、超本気で推し進めています。妥協も、打算も、ないんですよね。

だからこそ出店者も厳選されていて、
「台湾を好きになってほしい」
「お客さんにいいものを提供して、喜んでほしい」
という、おもてなし精神あふれるお店ばかりなのだなと、感じます。
そんなこんなを考えていたら、いい感じに日が落ちてきました。
夜のライトアップは、幻想的です。

最後に、SARIKAKAさんの台湾麺線を食べました。
八角が苦手な方でも安心。やさしいお味で大好きです。


名古屋で台湾を味わえる「台湾・台中夜市」。毎年11月上旬の開催です。
来年も楽しみです!!


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